Sinfonia Dramatique

サンフォニア・ドラマティーク、劇響って呼んでね♪

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第2回演奏会終了しました!

2017/10/02 03:37 [Mon]
第2回演奏会、1週間前になりますが無事終了いたしました!

前回の『白鳥の湖』の演奏会当日は朝から大雨に祟られましたが、今回は天気に恵まれ、前回より8割増しのお客様にご来場いただきました。

足をお運びいただいたお客様、本当にありがとうございました!!!

とは言え、まだまだ、タワーホールの750席を満席にすることが目標でしたので、もっと・・・頑張らないと・・・次は1477席のアプリコ大ホール・・・。

客席

今回も熱く劇的で濃厚な演奏をお届けできたかと思います。

ステージ上は空調が効かないと宣言され、『フランチェスカ・ダ・リミニ』の演奏時は文字通りステージ上の気温が灼炎となり、奏者にとって大変過酷な状況でありました。その状況が地獄の表現に迫力を添えたかもしれません。(笑)
演奏中意識なくなるかと思った(^^;)。みんなよく命がけの全力クレッシェンドかけたよな。
「台風みたいな曲」とアンケートに書いてくれた小学生のお客様、イメージ概ね伝わってます。ありがとう~!

演奏会も第2回とあって、佐藤雄一氏の求める表現を理解している奏者が増え、劇的度数に磨きがかかり、『スラヴ行進曲』の演奏時間15分に驚くなかれ、どういうことになったかというと、

チャイコフスキーの交響曲第4番の演奏に65分を要しました。


リハーサルで60分かかることはわかっていたのですが、本番でさらに5分伸びました(笑)
そんな長大な曲だったっけ・・・?

別に遅さでギネスを狙っているわけではなく、佐藤先生率いる劇響の音楽をやってみたらこうなったと・・・。

アンケートの中には、「遅さを受け入れられない」というご意見ももちろん複数ありました。
しかし、大半のお客様は好意的に受け取ってくださり、

「だから劇響という名前なんだ!納得!」

という嬉しいご意見も。

賛否両論はありがたいこと!これが劇響の音楽だ!

センセーショナルなのは願ったり。

『白鳥の湖』演奏時にも感じましたが、佐藤先生の音楽のテンポやダイナミクスのメリハリは、曲の内容や解釈の理に適ったものであり、迫力ももちろん、特に緩徐部分で先生の求める表現の深さや美しさは筆舌に尽くしがたいと思ってます。

聴こえないくらいのppからホールを揺らすようなfffまでのダイナミクス。
また、奏者にとってもスローなテンポを美しく聴かせるというのは難しいことです。
「できないからゆっくりなんだ!」と思われちゃ困りますもの。

リハーサル1

アンコールは第3回演奏会の予告も兼ねて、
『眠れる森の美女』第2幕より「パノラマ」を演奏いたしました。

オーロラ姫の幻影に恋した王子を、リラの精が真珠貝の小舟に乗せ、姫が眠る森の奥へと小川を案内して進んでいくという、静かで希望に満ちた曲。
次回へのご案内として最適と思い、選びました。

次回もご来場お待ちしております。

花束

劇響では毎回、演奏に参加していただいた皆様に記念グッズをお渡ししています。
第1回は缶バッジでしたが、今回はマグネット(オレンジと青の2個組)。
職場のホワイトボードやご家庭の冷蔵庫に・・・。

マグネット
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本日演奏会!お待ちしております!

2017/09/24 02:13 [Sun]
9/23(土)夜、第2回演奏会に向けての最後の練習が終わりました。
いよいよ本番!

ほぼ正規団員で構成された71名、恵まれたメンバーで参加率の高い練習を重ね、5ヶ月間、劇響のスラヴ行進曲、フランチェスカ・ダ・リミニ、交響曲第4番を作ってきました。

音楽監督&指揮、佐藤雄一先生の音楽に共感するメンバーによる、個性強い劇響の音楽。
まだ結成して1年も経たない楽団、成長途中ではありますが、演奏する音楽の中にある物語が、楽団の居るステージの上にオーラのように立ちのぼって渦巻くような演奏を目指します。

12:30より当日券販売いたします。
是非聴きにいらしてくださいませ!

【Sinfonia Dramatique 第2回演奏会】

P.I Tchaikovsky

スラブ行進曲op.31
幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』op.32
交響曲第4番ヘ短調op.36

指揮:佐藤 雄一

日時:2017年9月24日(日)
13:00開場/13:30開演
場所:タワーホール船堀大ホール(江戸川区)
※都営新宿線「船堀」駅徒歩1分

入場料:1,000円



ゲネプロ

地獄の門

2017/09/02 21:20 [Sat]
上野の東京文化会館で行われるコンサートへ、劇響のチラシ挟み込みをして参りました。

東京文化会館の隣には、師弟関係ともいえる世界遺産の建物、国立西洋美術館があります。

そして、その前庭にはロダン作の『地獄の門』が展示されています。
美術館の開館日であれば誰でも無料で見ることができます。

フランチェスカ・ダ・リミニを演奏するなら見に行かなくちゃね!

『地獄の門』は、もともとはダンテ『神曲』地獄篇をモチーフに地獄でうごめく人々を表現したもので、第5歌『パオロとフランチェスカ』は『地獄篇』のメインモチーフになっています。
この門の中に、『パオロとフランチェスカ』をイメージするものが5体居るそうですが・・・

地獄の門

パオロとフランチェスカ、見つかりましたか?
右側柱の上と下に1体ずつ居るらしく・・・
右側柱下は、同じくロダンの『接吻』に似ていますが、『接吻』も、そもそもパオロとフランチェスカを現した作品。

あと、門扉左下のこれは明らかにパオロとフランチェスカだと言われているようで・・・

フランチェスカとパオロ

私は最初にパオロとフランチェスカかな?と思ったのはこれ・・・

フラチェスカとパオロ

あと1体はどこ?探してみねて!

練習後毎回飲み会

2017/08/31 11:43 [Thu]
劇響は毎回練習後に飲み会を行っています。

練習終了が22時近くになることが殆どですが、翌日が日曜日であっても月曜日であっても飲みます。

そして第2回演奏会の練習に入ってからは、なんと音楽監督(指揮者)が飲み会皆勤賞です。
音楽監督がとにかくお酒強く、ワタクシ代表は付いていこうとして何度か潰れております。

そして音楽監督の提案により、できるだけたくさんの人に飲み会に参加してもらいたい、飲み会参加のきっかけにしてもらいたい、ということで、『テーマ飲み』というものをやっております。
練習回ごとに、この日はこの条件に該当する人がなるべく参加してねーということで、もちろんテーマに当てはまらない人も参加OK。

今までに、
『チャイ4トップ飲み』
『スラヴ&フランチェスカトップ飲み』
『ヘ音飲み』
『ト音飲み』
・・・が、行われております。

そして夜遅いにも関わらず、毎回20人前後の方に飲み会にご参加いただいております。
おかげさまで、弦楽器、管楽器、打楽器の壁なく相互の交流が盛んで、コミュニケーションの良く取れた楽団になっていると思われます。(だよね。)
皆様いろいろな楽団で活躍されているので、情報交換や、他楽団交流の場にもなります。

演奏する曲に関する事、演奏表現や楽団の方向性について熱く語ったり、恋愛談義があったり、掛け持ち楽団への勧誘作戦が繰り広げられたり・・・

今後どんな曲がやりたい?という話もだいたいここで話しています。
毎回音楽監督と代表を交えているので、決定は早いです。
すでに再々々来年くらいまで、候補曲が上がってます。
そしてバレエ音楽を演奏する時は基本全曲です。(抜粋を演奏する概念がありません。)

今後もいろいろなパターンのテーマ飲みを計画予定!

一応、テーマ飲みの回は23時で締めという約束ですが、帰らずに終電近くまで残っている人も多数。
時間を気にしないで朝まで飲むためにも、合宿やりたいよねーという話が出ています。
来年2月に実現できるといいねと願っております。

飲み会4

飲み会5

飲み会2

飲み会3



フランチェスカ・ダ・リミニ(2)

2017/08/09 15:50 [Wed]
まずは『フランチェスカ・ダ・リミニ』の元ネタとなっている『神曲』地獄篇の世界の説明を。

13~14世期の詩人ダンテの代表作『神曲』は、ダンテ自身が古代の詩人ウェルギリウスに案内され、地獄・煉獄・天国の三界を巡るという内容の叙事詩で、『フランチェスカ・ダ・リミニ』は『神曲』「地獄篇」第5歌の詩。

『フランチェスカ』は13世紀イタリアのラヴェンナに実在した姫の名前(ダンテの叔母との説も)。『リミニ』はラヴェンナの隣国、アドリア海に面するイタリアに現存する都市名です。

ダンテは古代の詩人ウェルギリウスに案内され、地獄の門をくぐって地獄の底にまで降り、死後の罰を受ける罪人たちの間を遍歴していきます。『神曲』の地獄の世界は、犯した罪の種類で最上部の第一圏から最下部の第九圏までの九つの圏から構成されていて、フランチェスカと出会った『愛欲者の地獄』はこの第二圏にあたります。

曲は3部構成。

第1部、冒頭はダンテ達がたどり着いた『愛欲者の地獄』に吹き荒れる不気味な風の音のイメージで始まります。
ここでは、生前に愛欲に溺れた者たちが荒れ狂う暴風に吹き流され、永遠の責苦に苛まれる罪人たちの呻き声が嵐のように渦巻く様子が表現されています。
ダンテは嵐の中で悲しく抱き合うフランチェスカとパオロに目をとめます。

ドレ_フランチェスカ_1

クラリネットのソロではじまる第2部は、フランチェスカとパオロの恋の物語。
フランチェスカは、自分達がこのようになってしまった経緯を語り始めます。

イタリア・ラヴェンナ領主、ポレンタ家の姫フランチェスカは、隣国リミニ領主の宿敵マラテスタ家との和解のため、父の命令で同家の長男ジョヴァンニ・マラテスタのもとに嫁ぐことになります。しかし、ジョヴァンニは勇猛ではあるものの醜い容姿をしていて、結婚を拒まれる事を畏れたフランチェスカの父と醜いジョヴァンニは、ジョヴァンニの弟である美青年パオロ・マラテスタをフランチェスカの迎えに送り、パオロとフランチェスカはこの時ひと目で恋に落ちてしまいます。

結婚式翌日、自分の夫が現実には醜いジョヴァンニであった事を知り、パオロを密かに愛しながらもジョヴァンニの妻として夫に従順に従うフランチェスカ。しかし、ジョヴァンニは2人の関係の密告を受け、自身の遠征の留守中にパオロをフランチェスカの護衛として残す罠を仕掛けます。

ジョヴァンニの留守中、フランチェスカとパオロは2人で『アーサー王伝説』の中にある「騎士と王妃の不倫物語」を読み、物語の進行と自分たちの状況を重ね合わせながら惹かれ合います。
フランチェスカは道徳的にパオロの求愛を拒もうとしますが、物語とシンクロして気持ちが高まり、ふいにパオロがフランチェスカを抱き寄せ口付けをした瞬間、物陰から盗み見、嫉妬に狂ったジョヴァンニにより2人とも短剣で刺され、殺されてしまいます。

幸せな時を表現する音楽が最高潮に達した瞬間、ホルンのシグナルをきっかけに、曲は破滅の第3部へと転じて行きます。

ドレ_フランチェスカ_2

第3部は、再びフランチェスカとパオロが堕ちた地獄の情景に戻ります。

『幸福だったときを、悲惨のうちに思い出すほど苦しいことはない』

悲劇の二人が愛しあったほんの僅かな至福の時。二度と戻らぬその瞬間を地獄の底で永遠に思い出し続ける絶望が、フランチェスカとパオロに永遠に課せられた苦しみでした。また、ジョヴァンニもいずれ殺人者の地獄に堕ちるだろうと暗喩します。

フランチェスカの悲しい話を聞いたダンテは、同情のあまり気絶してしまいます。

ドレ_フランチェスカ_3

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プロフィール

gekikyo

Author:gekikyo


指揮者の佐藤雄一氏のもと、『白鳥の湖』原典版全曲演奏を目的に集まった76名で結成したアマチュア・オーケストラ。単発と思っていましたがすでに第3回演奏会『眠れる森の美女』全曲演奏に向け始動。年2回ペースでずーっと続くようで、3年先くらいまで曲の候補が出揃っている状態。

そして【劇響】のバレエ音楽には”抜粋”の概念は無い!やるなら全曲。

そして大変個性的な佐藤先生成分100%の音楽を聴いてみたい!が、目標。


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