Sinfonia Dramatique

サンフォニア・ドラマティーク、劇響って呼んでね♪

練習後毎回飲み会

2017/08/31 11:43 [Thu]
劇響は毎回練習後に飲み会を行っています。

練習終了が22時近くになることが殆どですが、翌日が日曜日であっても月曜日であっても飲みます。

そして第2回演奏会の練習に入ってからは、なんと音楽監督(指揮者)が飲み会皆勤賞です。
音楽監督がとにかくお酒強く、ワタクシ代表は付いていこうとして何度か潰れております。

そして音楽監督の提案により、できるだけたくさんの人に飲み会に参加してもらいたい、飲み会参加のきっかけにしてもらいたい、ということで、『テーマ飲み』というものをやっております。
練習回ごとに、この日はこの条件に該当する人がなるべく参加してねーということで、もちろんテーマに当てはまらない人も参加OK。

今までに、
『チャイ4トップ飲み』
『スラヴ&フランチェスカトップ飲み』
『ヘ音飲み』
『ト音飲み』
・・・が、行われております。

そして夜遅いにも関わらず、毎回20人前後の方に飲み会にご参加いただいております。
おかげさまで、弦楽器、管楽器、打楽器の壁なく相互の交流が盛んで、コミュニケーションの良く取れた楽団になっていると思われます。(だよね。)
皆様いろいろな楽団で活躍されているので、情報交換や、他楽団交流の場にもなります。

演奏する曲に関する事、演奏表現や楽団の方向性について熱く語ったり、恋愛談義があったり、掛け持ち楽団への勧誘作戦が繰り広げられたり・・・

今後どんな曲がやりたい?という話もだいたいここで話しています。
毎回音楽監督と代表を交えているので、決定は早いです。
すでに再々々来年くらいまで、候補曲が上がってます。
そしてバレエ音楽を演奏する時は基本全曲です。(抜粋を演奏する概念がありません。)

今後もいろいろなパターンのテーマ飲みを計画予定!

一応、テーマ飲みの回は23時で締めという約束ですが、帰らずに終電近くまで残っている人も多数。
時間を気にしないで朝まで飲むためにも、合宿やりたいよねーという話が出ています。
来年2月に実現できるといいねと願っております。

飲み会4

飲み会5

飲み会2

飲み会3



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フランチェスカ・ダ・リミニ(2)

2017/08/09 15:50 [Wed]
まずは『フランチェスカ・ダ・リミニ』の元ネタとなっている『神曲』地獄篇の世界の説明を。

13~14世期の詩人ダンテの代表作『神曲』は、ダンテ自身が古代の詩人ウェルギリウスに案内され、地獄・煉獄・天国の三界を巡るという内容の叙事詩で、『フランチェスカ・ダ・リミニ』は『神曲』「地獄篇」第5歌の詩。

『フランチェスカ』は13世紀イタリアのラヴェンナに実在した姫の名前(ダンテの叔母との説も)。『リミニ』はラヴェンナの隣国、アドリア海に面するイタリアに現存する都市名です。

ダンテは古代の詩人ウェルギリウスに案内され、地獄の門をくぐって地獄の底にまで降り、死後の罰を受ける罪人たちの間を遍歴していきます。『神曲』の地獄の世界は、犯した罪の種類で最上部の第一圏から最下部の第九圏までの九つの圏から構成されていて、フランチェスカと出会った『愛欲者の地獄』はこの第二圏にあたります。

曲は3部構成。

第1部、冒頭はダンテ達がたどり着いた『愛欲者の地獄』に吹き荒れる不気味な風の音のイメージで始まります。
ここでは、生前に愛欲に溺れた者たちが荒れ狂う暴風に吹き流され、永遠の責苦に苛まれる罪人たちの呻き声が嵐のように渦巻く様子が表現されています。
ダンテは嵐の中で悲しく抱き合うフランチェスカとパオロに目をとめます。

ドレ_フランチェスカ_1

クラリネットのソロではじまる第2部は、フランチェスカとパオロの恋の物語。
フランチェスカは、自分達がこのようになってしまった経緯を語り始めます。

イタリア・ラヴェンナ領主、ポレンタ家の姫フランチェスカは、隣国リミニ領主の宿敵マラテスタ家との和解のため、父の命令で同家の長男ジョヴァンニ・マラテスタのもとに嫁ぐことになります。しかし、ジョヴァンニは勇猛ではあるものの醜い容姿をしていて、結婚を拒まれる事を畏れたフランチェスカの父と醜いジョヴァンニは、ジョヴァンニの弟である美青年パオロ・マラテスタをフランチェスカの迎えに送り、パオロとフランチェスカはこの時ひと目で恋に落ちてしまいます。

結婚式翌日、自分の夫が現実には醜いジョヴァンニであった事を知り、パオロを密かに愛しながらもジョヴァンニの妻として夫に従順に従うフランチェスカ。しかし、ジョヴァンニは2人の関係の密告を受け、自身の遠征の留守中にパオロをフランチェスカの護衛として残す罠を仕掛けます。

ジョヴァンニの留守中、フランチェスカとパオロは2人で『アーサー王伝説』の中にある「騎士と王妃の不倫物語」を読み、物語の進行と自分たちの状況を重ね合わせながら惹かれ合います。
フランチェスカは道徳的にパオロの求愛を拒もうとしますが、物語とシンクロして気持ちが高まり、ふいにパオロがフランチェスカを抱き寄せ口付けをした瞬間、物陰から盗み見、嫉妬に狂ったジョヴァンニにより2人とも短剣で刺され、殺されてしまいます。

幸せな時を表現する音楽が最高潮に達した瞬間、ホルンのシグナルをきっかけに、曲は破滅の第3部へと転じて行きます。

ドレ_フランチェスカ_2

第3部は、再びフランチェスカとパオロが堕ちた地獄の情景に戻ります。

『幸福だったときを、悲惨のうちに思い出すほど苦しいことはない』

悲劇の二人が愛しあったほんの僅かな至福の時。二度と戻らぬその瞬間を地獄の底で永遠に思い出し続ける絶望が、フランチェスカとパオロに永遠に課せられた苦しみでした。また、ジョヴァンニもいずれ殺人者の地獄に堕ちるだろうと暗喩します。

フランチェスカの悲しい話を聞いたダンテは、同情のあまり気絶してしまいます。

ドレ_フランチェスカ_3

フランチェスカ・ダ・リミニ(1)

2017/08/09 14:37 [Wed]
第2回演奏会プログラムの劇響的メインともいえる幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』。
『白鳥の湖』練習時毎回の飲み会の際に、この曲を演奏したいという要望が最も盛り上がり、第2回選曲の軸となった曲です。

1876年夏、フランス旅行中、オペラの題材を探していたチャイコフスキーが鉄道の中で『神曲』地獄篇のフランチェスカとパオロの詩を読み、「宿命に逆らいながらも真実の愛を求め続ける」というチャイコフスキー自身の理想をこの作品に見出し(ほぼ同時期に作曲された『白鳥の湖』のテーマも同じ感じですね。)、交響詩を作りたいと考えました。

帰国後、まずは『スラヴ行進曲』(今回の1曲目のプログラムですが、その流れもあって選んでます。)作曲に着手し完成させ、10月に『フランチェスカ・ダ・リミニ』の作曲に取りかかり、11月には完成させてしまいます。

ブレイク_フランチェスカ

『フランチェスカ・ダ・リミニ』のお話は、チャイコフスキー以外にも多くの芸術家に感銘を与えていて、これを題材にした絵画や彫刻、音楽作品が数多く残されています。
ロダンの有名な彫刻『接吻』も、フランチェスカとパオロを現した作品だそうです。
ブログページの左上も、ホームページトップのバナーも、もちろん『フランチェスカ・ダ・リミニ』の絵画です。

上の絵はフランチェスカたちが堕ちた『愛欲者の地獄』を描いた、ウィリアム・ブレイクの作品で、このお話の世界観を一番インパクト強く現しているかな~と思いますが、次からのストーリー解説は、チャイコフスキーが特にインスピレーションを得たという、『神曲』の挿絵、ギュスターヴ・ドレの絵画と一緒にご紹介します。

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プロフィール

gekikyo

Author:gekikyo


指揮者の佐藤雄一氏のもと、『白鳥の湖』原典版全曲演奏を目的に集まった76名で結成したアマチュア・オーケストラ。単発と思っていましたがすでに第3回演奏会『眠れる森の美女』全曲演奏に向け始動。年2回ペースでずーっと続くようで、3年先くらいまで曲の候補が出揃っている状態。

そして【劇響】のバレエ音楽には”抜粋”の概念は無い!やるなら全曲。

そして大変個性的な佐藤先生成分100%の音楽を聴いてみたい!が、目標。


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