Sinfonia Dramatique

サンフォニア・ドラマティーク、劇響って呼んでね♪

フランチェスカ・ダ・リミニ(1)

2017/08/09 14:37 [Wed]
第2回演奏会プログラムの劇響的メインともいえる幻想曲『フランチェスカ・ダ・リミニ』。
『白鳥の湖』練習時毎回の飲み会の際に、この曲を演奏したいという要望が最も盛り上がり、第2回選曲の軸となった曲です。

1876年夏、フランス旅行中、オペラの題材を探していたチャイコフスキーが鉄道の中で『神曲』地獄篇のフランチェスカとパオロの詩を読み、「宿命に逆らいながらも真実の愛を求め続ける」というチャイコフスキー自身の理想をこの作品に見出し(ほぼ同時期に作曲された『白鳥の湖』のテーマも同じ感じですね。)、交響詩を作りたいと考えました。

帰国後、まずは『スラヴ行進曲』(今回の1曲目のプログラムですが、その流れもあって選んでます。)作曲に着手し完成させ、10月に『フランチェスカ・ダ・リミニ』の作曲に取りかかり、11月には完成させてしまいます。

ブレイク_フランチェスカ

『フランチェスカ・ダ・リミニ』のお話は、チャイコフスキー以外にも多くの芸術家に感銘を与えていて、これを題材にした絵画や彫刻、音楽作品が数多く残されています。
ロダンの有名な彫刻『接吻』も、フランチェスカとパオロを現した作品だそうです。
ブログページの左上も、ホームページトップのバナーも、もちろん『フランチェスカ・ダ・リミニ』の絵画です。

上の絵はフランチェスカたちが堕ちた『愛欲者の地獄』を描いた、ウィリアム・ブレイクの作品で、このお話の世界観を一番インパクト強く現しているかな~と思いますが、次からのストーリー解説は、チャイコフスキーが特にインスピレーションを得たという、『神曲』の挿絵、ギュスターヴ・ドレの絵画と一緒にご紹介します。

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プロフィール

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Author:gekikyo


指揮者の佐藤雄一氏のもと、『白鳥の湖』原典版全曲演奏を目的に集まった76名で結成したアマチュア・オーケストラ。単発と思っていましたがすでに第3回演奏会『眠れる森の美女』全曲演奏に向け始動。年2回ペースでずーっと続くようで、3年先くらいまで曲の候補が出揃っている状態。

そして【劇響】のバレエ音楽には”抜粋”の概念は無い!やるなら全曲。

そして大変個性的な佐藤先生成分100%の音楽を聴いてみたい!が、目標。


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